淀を駆け抜けたゴールドシップ (C)gakujin_tw

新たな芦毛伝説の幕開け

菊花賞におけるゴールドシップの圧倒的な強さは、その到来を感じさせるものだった。

親子3代に渡る天皇賞制覇を成し遂げたメジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーン。

史上初の天皇賞春秋連覇を成し遂げたタマモクロス。

そして日本競馬史上最大の熱狂をもたらした怪物オグリキャップ。

ゴールドシップは、彼らが作ってきた伝説の書に新たなページを書き加えるだけの力を秘めている

だからこそ、声を大にして主張したい。頼むから、ジャパンカップには出ないでくれ。ジャパンカップに出ることは、大きな可能性の火を消すことになりかねないのだから。




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菊花賞→ジャパンカップは魔のローテ

クラシック最終戦にして3000mという距離の菊花賞は、出走馬に予想以上の疲労を与える。しっかり間隔を開ければ回復できるが、次走がジャパンカップとなると、そうはいかない。

超一流の古馬と対戦するジャパンカップは、(しかも多くの場合、古馬とは初対戦)3歳馬にとって厳しい舞台である。しかも菊花賞からのローテーションとなれば、受けるダメージは想像以上に大きい

実際、菊花賞が10月になった2000年以降、菊花賞3着内馬で次走がジャパンカップの馬は、その後、まったくといっていいほど結果を出せていない。具体的に見ていくと……(※()内は菊花賞後の成績)

ウインバリアシオン
(0−1−1−2)
※故障により長期休養

ローズキングダム
(1−0−3−9)
※有馬記念は直前で取り消し
※うち6走は2ケタ着順

オウケンブルースリ
(1−4−1−10)
※GI勝利なし

ドリームパスポート
(0−1−0−9)
※故障により引退

アドマイヤジャパン
(0−0−0−1)
※故障により引退

デルタブルース
(2−0−2−16)
※豪GI制覇も、国内GI勝利なし

ホオキパウェーブ
(1−0−0−8)
※GI勝利なし

ザッツザプレンティ
(0−1−1−5)
※故障により引退

ネオユニヴァース
(1−0−0−1)
※GI勝利なし
※故障により引退

エアシャカール
(0−3−0−7)
※GI勝利なし

ご覧のとおり、菊花賞→JCというローテを取った馬で大成した馬はいない。ローズキングダムは菊花賞2着後にJCを勝っているが、ブエナビスタの降着によるもので入線順位は2着。

国内GIを勝った馬は1頭もおらず、半数の馬が重い故障を発生し、長期休養や引退へと追い込まれている。

ネオユニヴァースは2冠馬、ローズキングダムやウインバリアシオンはダービー2着、アドマイヤジャパンもダービー3着で菊花賞でもディープインパクトを相手に“あわや”を演じたほどの馬だ。決して、単純に力が劣ったから古馬GIを勝てなかった、ということではないだろう。

ゴールドシップの将来は、大海原のように広い。古馬戦線での活躍はもちろん期待できるし、夢は遠くフランスへと続いていくかも知れない。それほどの可能性を持った馬なのだ。

だからこそ、次走にはジャパンカップではなく有馬記念を選択して欲しい。今年はただでさえ重馬場開催が多く、3歳世代には故障馬が相次いだ。ゴールドシップの可能性を潰さないためにも、陣営には余裕を持って来年を見据えた選択を期待したい。

 

さて、今週は天皇賞秋。今年も斤量の克服歴は、大きなポイントとなってくるだろう。

【天皇賞秋】格式高いGIにおける最初の関門、斤量58キロという壁

今年、上位人気が予想される馬は実績のある馬や3歳馬であるため、穴で食い込むとしたらこの斤量克服歴がひとつのポイントとなってくるはず。

となると、穴人気が予想されるこの馬は、厳しい戦いを強いられるかもしれない。その馬の名は……

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