タイトルを見て「何言ってんだ?」と思った方が多いのではないだろうか?

逃げ馬といえば「大穴を開ける」というのが競馬界の常識の一つだ。

天皇賞春のビートブラック、エリザベス女王杯のクイーンスプマンテとテイエムプリキュア、皐月賞のヴィクトリーなどなど、パッと思い浮かぶだけでも大穴馬がうじゃうじゃいる。

しかし、あえて断言したい。

逃げ馬の期待値は低い

と。なぜそんなことが言えるのか? 今回は「逃げ馬の期待値が低い理由」を考えていきたい。

逃げ馬の定義

検証を始める前に、ここで言う「逃げ馬の定義」について書いていこう。

「どの馬が逃げるか?」というのは、実際にレースが始まってみないと分からない。前走、後方待機だった馬が意表をついて逃げることは往々にしてある。

そういう馬の期待値が高いことは否定しない。

ただ、予想する側に立って考えてみよう。どの馬が逃げるかというのは、レースが始まってみないと分からない。前走逃げていた馬が出遅れるなんてことは日常茶飯事だ。

よって、今回は「前走逃げた馬」を逃げ馬と定義して検証を進めていく

逃げ馬の期待値は本当に低いのか?

手始めに今年行われた芝のレースにおける前走脚質別の成績を見てみよう。

前走脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回 複回
逃げ 20- 16- 18- 219 7.3% 19.8% 68 61
先行 82- 83- 63- 664 9.2% 25.6% 78 81
中団 101- 92- 96-1052 7.5% 21.6% 89 73
後方 34- 46- 62- 854 3.4% 14.3% 39 60
マクリ 3- 3- 3- 15 12.5% 37.5% 170 107

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2015. 3. 8

ご覧のとおり、前走逃げた馬の成績は低調だ。

前走後方のほうが成績が悪いように見えるが、これは追走すらできなかった弱い馬が含まれているため。先行馬や中団に待機していた馬に比べると、明らかに成績が悪い。

なぜこんなことが起こるのだろうか? ここからは私の個人的見解になるが、お付き合いいただければと思う。

1.マークされやすい

単純に逃げ馬というのはマークされやすい。特に強い逃げ馬の場合、複数の馬からプレッシャーをかけられる。単騎で逃げたいのに絡まれ、結果的にハイペースになって沈む……といったケースが多々見られるのだ。

2.キレ味がない馬の可能性が高い

単純に瞬発力がないため、瞬発力不足を補うために逃げているという馬も多いはず。

瞬発力がない馬」というのは日本競馬において「弱い馬」と定義することができる。単純にそう言い切れるわけではないが、比率としては絶対的に高い。

キレない弱い馬が逃げているのだとしたら、当然期待値は低くなるわけだ。

3.逃げられなかった時のリスクが大きい

個人的にはこれが一番大きいと感じている。「逃げる」という行為は気持ちがいいものだ。前に馬がいないため、自分の好きなように走れる。馬群の中で揉まれるより、気持ちが良いはずだ。

そんな逃げを前走に経験している馬が、スタートに失敗して逃げられなかったらどうなるか? 馬群で揉まれて嫌になってしまうかもしれない。また、瞬発力のない馬だったとしたら、挽回するのは難しい。

前走先行した馬や中団待機の馬はどんな位置取りになってもある程度対応できる。しかし、前走逃げた馬が逃げられなかった場合、様々なマイナスファクターが降り掛かってくるわけだ。

以上、3つのマイナスの理由により、逃げ馬の期待値は低いと考えられる。

だから私は、よほどプラスファクターを持つ馬でない限り、逃げ馬を本命にすることはない。絶対的に期待値が低いと分かっているのに、わざわざ本命にするというのは賢くないからだ。

皆さんもこれを機会に、逃げ馬の扱い方について、考えてみてはいかがだろうか?

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