年が変わって競馬を始めた方が多いせいか、「最近見始めました!」という方からメッセージを頂く機会が多くなった。

「いつも参考にしています」

「メルマガ期待してます!」

などなど、励みになっている。本当に、ありがとうございます。

さて、そんな方々から質問をもらう機会も多くなった。そこで今回はタイトルの通り、競馬で心がけなければいけないことについて書いていく。

競馬で勝つための3箇条

競馬は、馬券を購入した時点で胴元のJRAに約25%を持っていかれる。残りの75%をファン同士で競い合う。回収率100%を超えるためには競馬ファンとの戦いに勝たなければならない。

よって、周りの競馬ファンと同じことをやっていたら絶対に勝てない。自分だけの方法、他の人と違った視点を持って取り組むことが、競馬で勝つために必要な方法論、思考回路だといえる。

この考え方は何も競馬に限ったことではない。

社会で成功するために一番大切なのは……

・誰も思いつかないことをやる
・誰もやりたがらないことをやる
・一つの道をとことん極める

誰も思いつかないことをやったからAppleはあれほど巨大になった。

普通の人はやりたがらない廃棄物処理や葬儀屋といった仕事は、その分儲かる。

そして職人やスポーツ選手のように何かに特化してとことん一つの道を極めれば成功する可能性は高まる。

これを競馬に置き換えて考えていければ、自ずと回収率100%超の道は開けてくる

競馬ファンに嫌われる馬を狙う

例えば、最近注目しているのが「ダート→芝替わり」の馬を狙うことだ。

ダートから芝へ移ってくる馬は軽視されがちだ。皆さんも「前走ダート」という情報だけ見て、消した経験があるのではないだろうか?

それが間違いだとは思わない。実際、好走率は前走芝の馬に比べて圧倒的に低い。

しかし、回収値を見てみると、意外なことに気付かされる。以下は2014年における前走芝・ダート別の成績だ。(いずれも10番人気以内が対象)

前走芝→芝
(1354- 1329- 1297- 9551)
勝率10%
複勝率29%
単勝回収値77
複勝回収値80

前走ダート→芝
(82- 54- 81- 994)
勝率7%
複勝率18%
単勝回収値96
複勝回収値77

いかがだろうか? 複勝率は前走芝組が圧倒的に高い。しかし、複勝回収値はほとんど差がない。単勝回収値に至っては前走ダート組のほうがはるかに高い。1年間、買い続ければ100%近い数字を残すことができるのだ。

まとめると……

1.ダート→芝替わりは好走率が低い

2.しかし回収値はとても高い

3.ダート→芝替わりの馬の好走条件を導き出せれば、大きなリターンが期待できる

ということになる。

今まで「前走ダート」というだけで消してしまっていた方も、少なからず興味がわいてきたのではないだろうか?

では、どんな馬を狙っていけばいいのか? というのは、メルマガで伝えていくので、興味がある方はそちらへ登録してほしい。

一つだけヒントを書いておくと、どんな理論にも血統を結びつけることで道が開けてくる

例えばサンデーサイレンス系はダートより芝の方が走るに決まっている。先ほどのデータから、「父サンデー系」のみを抜き出すと……

(38- 27- 43-401)
勝率8%
複勝率21%
単勝回収値119
複勝回収値91

いかがだろうか? 前走ダートだった父サンデー系の馬の単勝を買い続ければ、年間の収支はプラスになる。

今年はまだダート→芝替わりの好走条件を満たす馬は出てきていないが、その逆パターン、芝→ダート替わりでいい馬券を取らせてもらった。先週土曜日の京都1レースのピアレスピンクだ。

ピアレスピンク的中

※レース詳細はこちら

複勝だけで530円もついた。3連単を100点(計1万円)買って5万馬券を当てるより、はるかに簡単に回収率500%を記録できたわけだ。

ちなみにこのレースで圧倒的な1番人気に支持されたのはココだった。

この馬は前走、芝→ダート替わりで2着。この好走が評価されて単勝1倍台の断然人気に支持されたが、結果は5着。明らかに前走が買い時であり、今回この馬を買った競馬ファンは明らかに“負け組”だった。

まとめると、「人がやらないこと」を「血統」というファクターを通してみるだけで、前走芝を走った馬を買い続けるよりはるかに高い回収を期待できる。

このように、普通の競馬ファンが狙おうと思わないところを狙っていくことで、プラス収支への道はグッと近づいてくる

この続きはメルマガで。

さて、今週は京成杯と日経新春杯が行われる。それぞれの注目馬は以下になります。

その馬の名(京成杯→C、日経新春杯→D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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