今年のクラシックは本当に分からない。先週末の弥生賞では、(世間一般では)クラシックの最有力候補と思われていたコディーノとエピファネイアが揃って出走したが、ともに連を外す失態を演じた。
なぜ今年はこれほどまでに、強い馬がいないのか。それは、血統面を見ればある程度理由が見えてくる。
非常に単純な話なのだが、血統的に“底力を感じさせる馬”がほとんどいないのだ。
例えば過去5年のクラシック優勝馬と比較してみると、その違いは歴然である。
過去5年クラシック優勝馬
ゴールドシップ
オルフェーヴル
ステイゴールド×メジロマックイーン
(3冠馬の父×天皇賞春馬)
ビッグウィーク
バゴ×サンデーサイレンス
(凱旋門賞馬×SS)
エイシンフラッシュ
キングズベスト×プラティニ
(凱旋門賞馬の父×重厚なドイツ血統)
スリーロールス
ダンスインザダーク×ブライアンズタイム
(菊花賞×3冠馬の父)
ロジユニヴァース
ネオユニヴァース×ケープクロス
(ダービー馬×凱旋門賞馬の父)
アンライバルド
ネオユニヴァース×サドラーズウェルズ
(ダービー馬×凱旋門賞馬の父)
ご覧のとおり、クラシックレースを制したほとんどの馬が、父と母父がともにダービー以上の距離(2400m)で実績がある種牡馬か欧州の中距離(=特に凱旋門賞関連馬)で実績のある馬だった。
一方、今年のクラシック有力馬(と言われる馬)たちをみてみると……
コディーノ
キングカメハメハ×SS
底力不足
エピファネイア
シンボリクリスエス×SS
底力不足
タマモベストプレイ
メイケイペガスター
父フジキセキ(クラシックと無縁)
コパノリチャード
父ダイワメジャー(2400m以上のGIで実績なし)
ご覧のとおり、血統的な不安要素が満載で、ほとんど信頼を置ける血統の馬がいないのだ。トライアルでこれほど、クラシックの王道血統が勝たない年も珍しい。
今年のクラシックは果たしてどうなっていくのか。これから新たな馬の台頭があるのか。それともこのまま混戦のまま本番を迎えるのか。
ちなみに、私が現時点で皐月賞の本命にしようと思っている馬は、底力のあるこの馬!その馬の名は……
(現在10位以内!リンク先で解答の確認をお願いします!)
参考になった方は応援クリックお願いします!
無料情報でも本当によく当たるサイトとして評判のサイト
ここは本当に使えます。かなりおススメ。
無料コンテンツも多彩で、中でも面白いのが【重賞注目のダークホース】
毎週重賞に出走する馬の中から1頭ピックアップしているのだが狙い目はさすがの一言。
次はいよいよ中山牝馬Sとフィリーズレビューが開催。必ずチェックしてから馬券購入してもらいたい。
今週の注目馬を今すぐ無料でチェック!