偉大な記録を達成したフジキセキ （C）阪神サラブレッドクラブ
大種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒フジキセキがJRA通算1300勝を達成した。初年度産駒は今から14年も前の1998年。
代表産駒には“ダート王”カネヒキリを筆頭に、キンシャサノキセキやダノンシャンティ、そして今年マイルCSを制したサダムパテックなどがいる。
偉大な父が絶対的な競争相手として立ちはだかる中でコツコツと結果を残して積み上げた1300勝。通算勝利数5位は偉大な記録である。
そんなフジキセキにちなんで、今回は同馬産駒の狙いどころについて明かしていこう。
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阪神でこそフジキセキ！
ダノンシャンティがNHKマイルを、コイウタがヴィクトリアマイルを制している通り、東京競馬場が向くと思われがちなフジキセキ産駒。しかし、実際には“狙うべきは阪神”なのである。
実際、過去5年で阪神競馬場芝レースでの成績は……
（49−38−39−253）
勝率12.9％（全会場中1位）
複勝率33.2％（2位）
単勝回収値104（1位）
複勝回収値（3位）
ご覧のとおり、秀逸な成績を残している。さらに絞ってみると、マイル以下での活躍が目立つフジキセキだが、阪神では1800〜2000mで素晴らしい成績を残している。
芝1800m
（12−9−8−69）
複勝率36％
単勝回収値131 複勝回収値104
芝2000m
（3−6−6−21）
複勝率42％
単勝回収値135 複勝回収値142
このようにかなり良い成績を残している。サンデー系の中でもどちらかと言えば単純な瞬発力勝負よりもタフな展開に向いているフジキセキ。阪神の馬場状態に合っているということだろう。
これから続く阪神開催。ぜひ、フジキセキを狙ってみてはいかがだろうか。
さて、今週は2歳牝馬の頂上決戦、阪神ジュベナイルフィリーズ。その“危険な人気馬”候補を先行公開しよう。その馬の名は……
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