23日に行われた阪神5Rの新馬戦(芝1600m)で、圧倒的1番人気のマジェスティハーツが快勝を収めた。1000m通過が65秒という超スローペースで時計云々ではないが、レースぶりは大物感漂うもの。
レース後、武豊騎手もマジェスティハーツの才能を高く評価しており、今後に期待がかかる。
先週は阪神で新馬勝ち。追い切りにも乗せてもらって、かなり走りそうなイメージを持って臨んだレースでしたが、実戦の感触は想像の上を行く素晴らしいものでした。マジェスティハーツという牡の2歳馬。この馬の名前を覚えておけば、馬券でも美味しい思いができるはずです。(武豊ブログより)
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ハーツクライの成功例が凝縮された血統
マジェスティハーツは……
父:ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母:エアラホーヤ(ボールドルーラー系)
母父:ボストンハーバー
母母父:ストームキャット
という血統。ピント来る方もいるかもしれないが、マジェスティハーツはハーツクライの成功例が凝縮された血統だといえる。
ハーツクライの代表産駒はウインバリアシオンで、母父はストームバード(父ストームキャット)。また、ステラロッサも母父はストームキャット。この血統との交配で結果を出している。
さらに、トーシンイーグルやダイワズーム、カポーティスターなど、ボールドルーラー系との組み合わせでも活躍馬を輩出している。
ハーツクライはJRAの種牡馬の中では屈指のスタミナを誇り、他のサンデーサイレンス系が底力のあるノーザンダンサー系との組み合わせで結果を出しているのと対照的に、アメリカ血統との配合で結果を出している。
おそらくノーザンダンサー系との組み合わせでは重くなりすぎて、スピード競馬に適応することが難しいからだろう。キョウワジャンヌやツルマルレオン、ジャスタウェイなど重賞級の馬はほとんどがミスプロ系を筆頭とするアメリカ血統との配合だ。その例に習えば、マジェスティハーツもかなり期待を持って良いのではないか、と思わせてくれる。
これからが本当に楽しみな馬だ。クラシックでも期待していきたい。