オルフェーヴル、乗り替わりで物議 (C)arima0208

オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦、そして鞍上の乗り替わり(池添謙一騎手→クリストフ・スミヨン騎手)が正式に発表された。

私はオルフェーヴルなら日本競馬界の悲願を達成してくれるのではないかとかなり期待している。一方、正直な話、池添騎手(日本人騎手)で行って欲しかったという思いもある。

私が複雑な気持ちであるように、日本中の競馬ファンも様々な反応を見せ、賛否両論といったところだろう。ただ、苦渋の決断だったことは間違いなく、議論をする上で考慮すべき3つのポイントを挙げておこう。

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1.凱旋門賞を勝ちたいという執念と池添騎手の失態

世界最高峰のレース、凱旋門賞を勝ちたい。

日本のホースマンたちが世界を意識するようになって以来、悲願として掲げられていたレース。勝つためには、非情な決断も当然といえば当然だった。

実際、冷静に振り返ると池添騎手は阪神大賞典と天皇賞春の“失態”を犯した時点で乗り替わりでもおかしくはなかった。馬と喧嘩していた阪神大賞典、明らかに馬の気持ちを萎えさせていた天皇賞春。

もちろん、陣営の仕上げなどの問題もあるだろうが、騎手の責任が問われても仕方がないレースぶりだったのは確かだ。

宝塚記念で巻き返したものの、異国の地で本気で勝ちに行くなら池添騎手では物足りないというのが、残念ながらオーナー、陣営、ファンの本音ではあるだろう。

2.「競馬=ドラマ」という時代は過ぎた

しかしこの決断によってはっきりしたことは、「競馬=ドラマ」という図式はもはや過去のものということだろう。

乗り替わりが多く、一部のトップジョッキーや外国人騎手に馬が集中し、名脇役や若手には馬が回らない状態になっているのは、いまさら指摘するまでもないだろう。

オルフェーヴルもデビュー以来14戦すべてで池添騎手とコンビを組んできた。オルフェーヴルと池添騎手のコンビで世界一という夢を抱いていたファンも少なくないはずだ。

しかし、徹底して勝ちに行く現実主義は、ある意味でドラマ的な側面を排除していると指摘せざるを得ない。

3.結果がすべて

とはいえ、何を行っても、勝てば官軍負ければ賊軍。もし凱旋門賞で好成績を残すようならファンは熱狂し、今回の選択を称えるだろう。

一方、もし惨敗するようなことがあれば、乗り替わりに対する批判は避けられない。

まずはいかにしてオルフェーヴルが凱旋門賞にあたるか、どのような結果を残すかに期待したい。

ただ、まぁ勝ったところで、スミヨン騎手で勝つマックスの熱狂が、池添騎手で勝った場合のそれを上回るとは思えないけれど!

アイビスサマーダッシュ検証

さて、新潟直千で行われるアイビスサマーダッシュ。

このレースには、“絶対に狙ってはいけない馬”が存在する。アイビスSDにおける適正には合わない血統だからだ。

その、絶対に狙ってはいけない馬の特徴とは……

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